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メンタルケア心理士という言葉を聞きますと、たいていの人々は精神や感情面で病気を持った人たちのための備えと感じてしまいますが、実際にこの資格を持った人が活躍する場所や必要されるのはそのような分野に限定されません。むしろ、通常生活にもっと密接に結びついた場面で必要とされています。なぜでしょうか?それは最近の日本も含めて、世界規模の社会の構造の変化に人間関係が影響を受けているからです。

 

昔から日本は諸外国に比べますと、人間関係の問題や感情面での衝突などが比較的少ないと言われてきました。日本人は慎み深く、まじめで、忍耐強いともよく言われてきました。そのため、昔は感情的なストレスを抱えることがあっても、そのことを表面に表したり、誰かに相談したりするなど、しばしばあったようです。

 

仮に、もし、そうした問題を持っていたとしても公にはせずに隠したり、我慢したりして、解決という方向ではなく、押し殺して処理してきたような部分がたくさんあったようです。

 

しかし、近年になって日本も欧米の影響を受けて、さらには高度な情報化社会が到来して日本のこうしたスタイルに大きな変化が生じました。外国では何十年も前からカウンセリングや専門家による感情的なストレスへの対処がおこなわれてきましたが、日本でもカウンセリングや専門家に治療やアドバイスを扱った本や、インターネットのサイトが最近になって爆発的に増加しました。そのため、こうした問題に対処する専門家や知識を持った人々が緊急に必要となったわけです。もちろん、昔から精神科の医師や病院はありますが、どちらかというとこうした医療分野はイメージ暗く、人々から敬遠されがちです。でもメンタルケア心理士は医師でもなく、医療関係者でもありません。そのためある意味では少し気楽なイメージで近づくことができると、述べる人は少なくありません。


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